Vol.23
小さいけどすごい野菜!豆苗の実力
うずら豆から真っ直ぐ伸びる芽を収穫した豆苗。ほんのり甘い香りと、シャキシャキとした食感が特徴です。そんな豆苗はかつては高級食材として扱われていたそうです。
生で食べても加熱してもおいしいですが、加熱すると甘みが増すので、スープと一緒に煮込んだりすると、いっそうおいしくいただけます。そんな豆苗ですが、栄養の方はどうなんでしょうか。このページでは豆苗の栄養素に詳しく触れていきます。
豆苗の栄養素
豆苗は低カロリーでありながら、豊富な栄養素が含まれています。特にビタミンCの含有量は野菜の中でも高いです。
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ビタミンC
ビタミンCは、コラーゲンの生成に欠かせない栄養素。コラーゲンは、肌や骨、血管などの組織を構成する重要な成分です。ビタミンCを十分に摂取することで、肌の弾力やハリを保ち、シワやたるみを予防することができます。また、風邪の予防にも効果があるとされています。
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ビタミンK
豆苗には、可食部100gあたり約24μgのビタミンKが含まれています。ビタミンKは、血液を固める働きのある栄養素です。また、骨の健康維持にも役立ちます。
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ビタミンA
豆苗は体内でビタミンAに変換されるβ-カロテンが豊富です。ビタミンAは、視力の維持や免疫力の向上に役立つ栄養素です。また、皮膚や粘膜の健康維持にも役立ちます。
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ビタミンB群
豆苗には、ビタミンB1、B2、B6、ナイアシン、葉酸、パントテン酸といったビタミンB群が豊富に含まれています。ビタミンB群は、エネルギー代謝や、神経や筋肉の働き、細胞の再生など、さまざまな働きに不可欠な栄養素です。
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食物繊維
豆苗には、食物繊維が豊富。可食部100gあたり約3.3gの食物繊維が含まれています。食物繊維は、便秘の解消や腸内環境の改善に役立つ栄養素です。また、血糖値の上昇を抑える効果や、コレステロール値を下げる効果も期待されています。
豆苗は100gあたりのビタミンC含有量は、全野菜の中でもトップクラス。サラダでシャキシャキ食感を味わうもよし、スープなどに入れて甘味を味わうのよしと使い方のバリエーションはとても広いです。ぜひいろんな料理に使用して、新しい味を発見してみてはいかがでしょうか。
アルブルブルーマルシェでは、マーゼル・マーゼル特製の「おいしくて、野菜が苦手な方でも飲み続けられるスープ」を取り扱っています。マーゼル・マーゼルのスープは国産の野菜のみを使用。豊かな自然の中で大地の恵みを受け、農家が大切に育て上げたものの、その大きさや見た目から規格外と捨てられる運命にある野菜を拾い上げて材料としています。その野菜を元バーテンダーのスープスムージ開発者が、複数の材料を相性に合わせて組み合わせ、カクテルしました。この記事で紹介している豆苗も他の野菜と組み合わせることで、それぞれのおいしさを引き出しています。さらにそこに日本伝統の米麹を使用することで、野菜本来のおいしさを感じられるスープが出来上がり。野菜がたっぷり入っているので栄養満点。手軽に食べられるので忙しい朝や、もう一品ほしいなという時にぴったりです。