Vol.6
実はすごいキャベツの栄養価!ビタミンCがずば抜けて豊富
スーパーなどで一年中見かけるキャベツですが、
実はキャベツの栄養価は非常に高いことを知っていますか?
あまりにも身近で馴染みがありすぎるお野菜なので、
よくわからずに使ってる人多いんじゃないでしょうか。
私もなんとなくよさそうだから、野菜食べなきゃくらいの感覚で使ってましたが
いろいろ調べてみるとキャベツの凄さがわかってきましたよ(笑)
ここではキャベツの栄養や効果・効能についてご紹介していきます。
キャベツは「食べる薬」と言われるほど栄養価が高い
キャベツはヨーロッパが原産で、日本に伝わったのは江戸時代で18世紀の初め頃。
オランダ人によって長崎に伝えられたと言われています。
当時はあまり普及しなかったようで、食用に栽培されはじめたのは明治に入ってからだそうです。
キャベツはスープやサラダ、ジュースなどにして摂取すると薬膳効果が期待出来ることから
「食べる薬」と呼ばれ、便秘解消、糖尿病やガンの予防、胃痛などさまざまな体の不調を改善、
予防する効果が期待出来ます。
キャベツのすごさ
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すごさ 1栄養素が多い
キャベツに含まれる栄養素は多く、ビタミンA、B1、B2、B3、B5、B6、B9、
ビタミンC、カルシウム、鉄分、マグネシウム、リン、カリウム、亜鉛など
数多くの栄養素が含まれています。 -
すごさ 2ビタミンCが豊富
キャベツに含まれる栄養素の中で最も多いのがビタミンCです。
ビタミンCは風邪の予防、疲労回復効果、美肌効果などがありますが
キャベツにはずば抜けて豊富なビタミンCが含まれており、キャベツの大き目の葉3枚分で
大人が必要な一日分のビタミンCがカバーできるそうです。 -
すごさ 3ビタミンUとビタミンK
ビタミンUは別名キャベジン。
あれ?聞いたことあるぞ?って人もいると思います。
そう、胃腸薬のCMでよく言ってるあのキャベジンです。
胃の粘膜を修復する成分で、胃痛、胃のむかつきなどに効果があり、
胃潰瘍や十二指腸潰瘍の治癒にも効果があるそうです。
ビタミンKは骨にカルシウムが沈着するのを助ける働きがあり、
骨粗しょう症の予防に効果があります。
カルシウムを摂っていてもビミタンKが不足してしまうと
骨に十分なカルシウムを取り込めないため骨がもろくなってしまいます。
また赤ちゃんの脳内出血を防ぐ作用もあることがわかっており、
妊婦さんや授乳期のお母さんには充分に摂って欲しい栄養素です。 -
すごさ 4食物繊維
キャベツに含まれる食物繊維は、便秘の改善、腸内環境を整えて
大腸癌、高血圧、糖尿病や動脈硬化の予防、肥満の改善などさまざまな
疾患の予防・改善に効果があることが判明しています。 -
すごさ 5癌の予防
キャベツには癌抑制効果のあるイソチオシアネート、発癌性物質を抑制するペルオキシダーゼ
という酵素が含まれていることから癌の予防に効果があると期待されています。
特に膀胱がんや肺がんの予防には有効と言われています。
如何でしょうか?
普段何気なく食べているキャベツですが、実はこんなにもいろんな健康効果のある栄養素がたっぷりつまったお野菜だったんですね。
ちなみにキャベツに含まれる水溶性のビタミンCやビタミンUは、長時間加熱すると溶け出してしまうので、
あまり火を通し過ぎないようにするのがオススメです。
栄養素を無駄なく摂取するには軽く炒めるか生で食べるのが一番良さそうです。