Vol.12
まさに実力派名脇役!色んな場面で大活躍の生姜(しょうが)の正体とは!?
夏は薬味として、冬はスープとして、紅生姜などの漬物にも活用できる。色々な場面で活躍する生姜はまさに実力派の名脇役。また生姜は歴史は長く、古代から食用や薬用として愛されてきました。アルブルブルーマルシェではそんな生姜を使ったマーゼル・マーゼル特製の「スープスムージ」を取り扱っています。そんな特製スープの素材にも使われている生姜の正体をご紹介します。
生姜の特徴
生姜の特徴はなんといってもその独特の辛味と香り。そのため料理の具材としてだけでなく、薬味としても使われています。夏に食べるそうめん。そのつゆに入れて食べるとおいしいですよね!生姜には食材の生臭さを消したり、抗菌・殺菌作用もありますので、肉や魚を加熱するときに生姜を加える事も多いと思います。それ以外にも生姜湯や生姜茶などの薬用としての側面も併せ持ちます。
生姜の歴史
生姜はなんと4000年以上。古代中国の時代から栽培されていたという記載があります。日本に入って来た時期も比較的早く、3世紀頃に伝来したとされます。奈良時代に入ると貴族たちが口にしていたという文献もあり、食用や薬用としてよく使われていたようです。
生姜の栄養素
生姜は栄養のある野菜ですが、特にシンゲロールとショウガオールという成分が含まれるのが特徴です。その他にもビタミンCやビタミンB、ビタミンE、カリウム、食物繊維などが豊富に含まれています。
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・シンゲロール
生姜の辛味成分。体を傷つける活性酸素の抑制、血液促進作用があります。生姜を食べると体が暖まる効果はこの栄養素が含まれるからです。
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・ショウガオール
シンゲロールを加熱すると生まれる栄養素。シンゲロールに比べると辛味が強いです。活性酸素の抑制や抗がん作用についても研究が進められています。
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・ビタミンC
コラーゲンの生成を助けるので美容効果があります。その他にもウイルスや細菌から体を守る抗体を強めます。
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・ビタミンB
生姜に含まれているビタミンB群は主にビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6。体の様々な代謝を促進し、体を元気にしてくれます。
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・ビタミンE
体を傷つける活性酸素の抑制し、老化防止の効果があります。血の巡りを良くする血行促進もあり。
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・カリウム
必要以上に溜め込んだ水分を、体外へ排出するという効果があります。その結果、むくみ改善に繋がります。
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・食物繊維
腸に良い栄養を及ぼす善玉菌を増やし、腸内に溜まっているゴミの排出を促すなど、腸内の環境を整えてくれます。
生姜の持つシンゲロールやショウガオールという栄養素は、体を温めて体調を整えてくれる人間の強い味方。中国では4,000年以上も昔から、人々に愛され続けていました。いろんな料理に使われれ、いろんな料理を美味しくしてくれる生姜はまさに名脇役。ぜひその実力をご堪能ください。
アルブルブルーマルシェでは、マーゼル・マーゼル特製の「おいしくて、野菜が苦手な方でも飲み続けられるスープ」を取り扱っています。マーゼル・マーゼルのスープは国産の野菜のみを使用。豊かな自然の中で大地の恵みを受け、農家が大切に育て上げたものの、その大きさや見た目から規格外と捨てられる運命にある野菜を拾い上げて材料としています。その野菜を元バーテンダーのスープスムージ開発者が、複数の材料を相性に合わせて組み合わせ、カクテルしました。この記事で紹介している生姜も、白ネギ等の他の野菜と組み合わせることで、それぞれのおいしさを引き出しています。さらにそこに日本伝統の米麹を使用することで、野菜本来のおいしさを感じられるスープが出来上がり。野菜がたっぷり入っているので栄養満点。手軽に食べられるので忙しい朝や、もう一品ほしいなという時にぴったりです。