Vol.19
シャキシャキ食感と甘味。れんこんのおいしいさと栄養素
れんこんとはどんな野菜?
れんこんは食感がよく、噛めば噛むほど甘さが感じられる野菜。煮物などでよく使われ、クセも少ないため好んで食べられる方も多いと思います。れんこんは日本を始め、アジアの広い地域で料理でよく使われる身近な野菜。最近ではれんこんを使ったエスニック料理も日本に渡ってきているので、食べる機会は増えたのではないでしょうか。アルブルブルーマルシェではそんなれんこんを使った、マーゼル・マーゼル特製の「スープスムージ」を取り扱っています。そんな特製スープの素材にも使われているれんこんについて詳しくご説明します。
蓮根(レンコン)の歴史
れんこんの原産地は中国。約3000年前から栽培が行われていました。日本へ伝来したのは奈良時代で、当初は薬用として使われていました。江戸時代に入ると食用としても普及し、さまざまな料理が誕生。現在ではアジア料理では欠かせない食材となっており、日本では九州から北海道まで様々な地域で栽培されています。
れんこんの栄養素
れんこんに含まれる栄養素を紹介します。
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ビタミンC
ビタミンCはコラーゲンの生成を助け、美肌に効果があるとされています。また、風邪の予防や、鉄分の吸収を助ける働きもあります。
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カリウム
カリウムは、ミネラルの一種。体内の余分な塩分を排出する働きがあり、血圧を下げる働きもあります。
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ビタミンB1
ビタミンB1は、水溶性ビタミンの一種です。糖質の代謝を助け、エネルギーの産生に必要な栄養素です。
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ビタミンB6
ビタミンB6は、水溶性ビタミンの一種です。たんぱく質の代謝を助け、神経や筋肉の働きを正常に保つ働きがあります。
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ナイアシン
ナイアシンは、水溶性ビタミンの一種です。エネルギーの産生や、皮膚や粘膜の健康を保つ働きがあります。
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葉酸
葉酸は、水溶性ビタミンの一種です。赤血球の生成を助け、胎児の正常な発育に必要な栄養素です。
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パントテン酸
パントテン酸は、水溶性ビタミンの一種です。エネルギーの産生や、副腎の機能を正常に保つ働きがあります。
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カルシウム
カルシウムは、ミネラルの一種です。骨や歯の形成に必要な栄養素です。また、筋肉の収縮や神経伝達にも関与しています。
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マグネシウム
マグネシウムは、ミネラルの一種です。骨や歯の形成に必要な栄養素です。また、エネルギーの産生や、神経伝達にも関与しています。
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リン
リンは、ミネラルの一種です。骨や歯の形成に必要な栄養素です。また、エネルギーの産生や、細胞の機能を正常に保つ働きがあります。
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鉄
鉄は、ミネラルの一種です。赤血球のヘモグロビンの成分として、酸素を運ぶ働きがあります。
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亜鉛
亜鉛は、ミネラルの一種です。免疫力の向上や、細胞の機能を正常に保つ働きがあります。
れんこんは中国原産で、アジアを中心に愛される野菜。シャキシャキ食感と甘さを併せ持つれんこんは、煮物やサラダ、スープやポタージュに使っても美味しくお召し上がりいただけます。エスニック料理でもよく使われ、まさにアジア料理にはなくてはならない野菜。クセも少なくヘルシー、その上栄養価も高いれんこん。アルブルブルーマルシェでれんこんを使ったポタージュも販売していますので、ぜひいかがでしょうか。
アルブルブルーマルシェでは、マーゼル・マーゼル特製の「おいしくて、野菜が苦手な方でも飲み続けられるスープ」を取り扱っています。マーゼル・マーゼルのスープは国産の野菜のみを使用。豊かな自然の中で大地の恵みを受け、農家が大切に育て上げたものの、その大きさや見た目から規格外と捨てられる運命にある野菜を拾い上げて材料としています。その野菜を元バーテンダーのスープスムージ開発者が、複数の材料を相性に合わせて組み合わせ、カクテルしました。この記事で紹介しているれんこんも他の野菜と組み合わせることで、それぞれのおいしさを引き出しています。さらにそこに日本伝統の米麹を使用することで、野菜本来のおいしさを感じられるスープが出来上がり。野菜がたっぷり入っているので栄養満点。手軽に食べられるので忙しい朝や、もう一品ほしいなという時にぴったりです。