Vol.25
ただのお飾りじゃない!パセリのすごい実力!
パセリは香りが良いので、料理の飾り付けや香り付けによく使いますよね。サラダや炒め物に使ってもいいし、スープに使っても、乾燥させてハーブ茶にしてもおいしいです。原産地である古代ギリシャでは薬用野菜として使われていたり、縁起が良い野菜として祝いの席などで使われていたようです。
そんなパセリは栄養価も高く、ビタミンやミネラル、タンパク質を豊富に含んでいます。アルブルブルーマルシェではそんなパセリの栄養や特徴に着目した、マーゼル・マーゼル特製の「スープスムージ」を取り扱っています。このページではそんなパセリについてまとめました。
パセリの歴史
パセリの原産地は、地中海沿岸で、古代ギリシャやローマで栽培されていたとされています。当時は葉や茎、根をすべて食用にしていました。古代ギリシャではパセリの効能はよく知られており、薬用植物として重宝されていました。また、パセリは、結婚式や祝賀会などのお祝いの席で使われ、幸運を招く象徴とされていたという記録もあります。その後はヨーロッパでも栽培され、16世紀にはアメリカにも伝わりました。日本には18世紀末にオランダから伝わり、「オランダぜり」と呼ばれていました。現在ではパセリは世界中で栽培されている身近なハーブです。料理の彩りや風味を加えるために、さまざまな料理に使われ、また薬用植物としても重宝されています。
パセリに含まれる栄養素
パセリは、ビタミンC、ビタミンK、ビタミンA(β-カロテン)、葉酸、マグネシウム、カリウム、食物繊維、タンパク質などの栄養素を豊富に含んでいます。
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ビタミンC
抗酸化作用があり、風邪や老化の予防に効果的です。また、コラーゲンの生成を助け、肌や骨の健康維持にも役立ちます。
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ビタミンK
血液を固める働きがあり、骨の健康維持にも役立ちます。
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ビタミンA(β-カロテン)
目の健康維持や免疫力の向上に役立ちます。また、β-カロテンは、体内でビタミンAに変換されます。
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葉酸
妊娠中の胎児の神経管閉鎖障害の予防に役立ちます。また、赤血球の生成やDNAの合成にも役立ちます。
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マグネシウム
骨や筋肉の健康維持に役立ちます。また、血圧のコントロールや血糖値の安定にも役立ちます。
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カリウム
むくみの解消や高血圧の予防に役立ちます。
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食物繊維
便通を促進し、腸内環境を整える働きがあります。また、コレステロール値の低下や糖尿病の予防にも役立ちます。
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タンパク質
筋肉や骨などの組織の材料となる栄養素です。また、免疫力や代謝の向上にも役立ちます。
栄養素
100gあたりの含有量
ビタミンC:約20mg
ビタミンK:約15μg
ビタミンA(β-カロテン):約300μg
葉酸:約40μg
マグネシウム:約20mg
カリウム:約400mg
食物繊維:約3.6g
タンパク質:約2.2g
パセリの原産地は古代ギリシャだったようです。なんとなく地中海料理で使われているイメージがありますよね。過去には栄養価が高いので薬用として重宝されていました。実はパセリには彩りを良くするだけじゃなく、栄養も豊富だったんです。アルブルブルーマルシェではそんなパセリを使った「スープスムージ」を取り扱っています。国産の野菜にこだわり、野菜の栄養やおいしさを際立たせた特別なスープ。気軽に一品追加できるのでぜひいかがでしょうか。