Vol.22
鮮やかなだけじゃない！栄養面でのパプリカの実力
色鮮やかなのでスーパーで目を引くパプリカ。その大きさも相まってよく目立つので、見かける機会が多いのではないでしょうか。実はパプリカは栄養満点のすごい野菜なんです。アルブルブルーマルシェでもパプリカを栄養に着目したマーゼル・マーゼル特製のスープを取り扱っています。そんなパプリカとは一体なんなのかを説明します。
色鮮やかで肉厚なパプリカはいろんな料理の彩りとして活用されています。とうがらしの親戚で原産地は南アメリカ。その地でではなんと6000年以上前から食べられていたそうです。甘味と酸味のバランスがよく、青臭さや苦味が少ないのでピーマンより食べやすく、まるで果実のような甘さを持っています。加熱すると甘みが増すので、炒め物やスープの具材としてもおすすめです。
パプリカの色によって、味の特徴も若干異なります。
赤パプリカは、甘みと酸味のバランスがよく、カプサイシンも含まれています。
黄パプリカは、甘みが強く、ビタミンCが豊富に含まれています。
緑パプリカは、酸味が強く、カロテン類が豊富に含まれています。
ビタミンCは野菜の中でもトップクラス！
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ビタミンC
パプリカは、ビタミンCの含有量が野菜の中でトップクラスです。可食部100gあたり約150mgのビタミンCが含まれています。これは、成人1日の推奨摂取量の約2倍に相当します。
ビタミンCは、コラーゲンの生成に欠かせない栄養素。コラーゲンは、肌や骨、血管などの組織を構成する重要な成分です。ビタミンCを十分に摂取することで、肌の弾力やハリを保ち、シワやたるみを予防することができます。また、風邪の予防にも効果があるとも言われています。
その他にも様々な栄養素が豊富！
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ビタミンA
パプリカには、β-カロテンやリコピンなどのカロテン類が豊富に含まれています。カロテン類は、体内でビタミンAに変換されます。ビタミンAは、視力の維持や免疫力の向上に役立つ栄養素です。また、皮膚や粘膜の健康維持にも役立ちます。
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ビタミンE
パプリカには、ビタミンEが豊富に含まれています。可食部100gあたり約1.2mgのビタミンEが含まれています。ビタミンEは、抗酸化作用のある栄養素です。抗酸化作用とは、体内から活性酸素を取り除く働きです。活性酸素は、老化や病気の原因になるとされています。
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ビタミンK
パプリカには、ビタミンKが豊富に含まれています。可食部100gあたり約24μgのビタミンKが含まれています。ビタミンKは、血液を固める働きのある栄養素です。また、骨の健康維持にも役立ちます。
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カロテノイド
パプリカには、β-カロテンやリコピンなどのカロテノイドが豊富に含まれています。β-カロテンは、体内でビタミンAに変換されます。リコピンは、男性の健康維持に役立つ栄養素として注目されています。カロテノイドは、赤や黄色などの色素成分です。抗酸化作用や、免疫力向上、視力維持などの効果があるとされています。
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カリウム
パプリカには、カリウムが豊富に含まれています。可食部100gあたり約300mgのカリウムが含まれています。カリウムは、体内の水分バランスを保つ働きのある栄養素です。また、血圧を下げる効果があるとされています。
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食物繊維
パプリカには、食物繊維が豊富に含まれています。可食部100gあたり約2.2gの食物繊維が含まれています。食物繊維は、便秘の解消や腸内環境の改善に役立つ栄養素です。また、血糖値の上昇を抑える効果や、コレステロール値を下げる効果も期待されています。
パプリカのビタミンCが含有量は全野菜の中でもトップクラス。それほど栄養たっぷりです。甘くて食べやすいパプリカは、サラダなどの生食でも、スープのように加熱してもおいしくいただけます。ぜひ、食卓の彩りと栄養のためにパプリカを料理に使ってみてはいかがでしょうか。
アルブルブルーマルシェでは、マーゼル・マーゼル特製の「おいしくて、野菜が苦手な方でも飲み続けられるスープ」を取り扱っています。マーゼル・マーゼルのスープは国産の野菜のみを使用。豊かな自然の中で大地の恵みを受け、農家が大切に育て上げたものの、その大きさや見た目から規格外と捨てられる運命にある野菜を拾い上げて材料としています。その野菜を元バーテンダーのスープスムージ開発者が、複数の材料を相性に合わせて組み合わせ、カクテルしました。この記事で紹介していパプリカも他の野菜と組み合わせることで、それぞれのおいしさを引き出しています。さらにそこに日本伝統の米麹を使用することで、野菜本来のおいしさを感じられるスープが出来上がり。野菜がたっぷり入っているので栄養満点。手軽に食べられるので忙しい朝や、もう一品ほしいなという時にぴったりです。