Vol.17
強烈な個性は体にも良い!にんにくのすごさを解説します。
あの食欲をそそる香り。現代人でも、にんにくが好きな方も多いのではないでしょうか。お肉に付けたり、スープに入るとあの独特な香りと味はクセになりますよね。にんにくはカロリーが少なく、栄養のある野菜として人気です。今回はそんなにんにくについてを紹介いたします。
にんにくの概要
大蒜(ニンニク)は、長さは3~5センチメートルほどになり、球根の部分が食用になります。白い見た目と独特の香りが特徴。食欲をそそるその香りとにんにくが持つ殺菌作用により、様々な料理に使われています。スープに入れてニンニクスープを作ったり、ガーリックソースをパンに塗って食べたり、醤油とも相性がいいのでにんにく醤油として味付けに使ったりと、応用の幅は広いです。
にんにくの歴史
にんにくの原産地は中央アジア。紀元前3200年ごろには古代エジプトで栽培されていました。薬用としてピラミット建造時の労働者に食べられるなど、当時からにんにくの効能は知られており、古代ギリシャや古代中国でも重宝されていました。にんにくの持つ薬用としての側面と独特の香りから、ヨーロッパではにんにくは魔除けや邪悪なものから身を守るための呪術的な効能があると信じられていました。
にんにくとアリシン
にんにくをすりおろしたり、切ったりしたときに、空気中の酸素と反応してアリシンという物質が生成されます。このアリシンがにんにくの香りの元。アリシンは強い殺菌作用や抗酸化作用があり、風邪の予防や改善、生活習慣病の予防などに効果があるとされています。さらに血行促進作用や、血圧上昇抑制作用もあるといわれています。
にんにくの効能
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・殺菌作用
にんにくの主成分であるアリシンには、強い殺菌作用があります。アリシンは、細菌やウイルスなどの細胞膜を破壊して、殺菌する働きがあります。にんにくの殺菌作用は、風邪の予防や改善、食中毒の予防などに効果があるとされています。
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・抗酸化作用
にんにくのアリシンには、抗酸化作用もあります。抗酸化作用とは、体内の細胞を傷つける活性酸素を除去する働きです。にんにくの抗酸化作用は、生活習慣病の予防などに効果があるとされています。
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・血行促進作用
にんにくのアリシンには、血行促進作用もあります。血行促進作用とは、血液の流れをよくする働きです。にんにくの血行促進作用は、冷え性や肩こりの改善などに効果があるとされています。
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・血圧上昇抑制作用
にんにくのアリシンには、血圧上昇抑制作用もあります。血圧上昇抑制作用とは、血圧を下げる働きです。にんにくの血圧上昇抑制作用は、高血圧の予防や改善などに効果があるとされています。
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・風邪の予防や改善
にんにくの殺菌作用や抗酸化作用は、風邪の予防や改善に効果があるとされています。にんにくを食事に取り入れることで、風邪のウイルスや細菌に感染しにくくなり、風邪をひいたときにも、早く治癒しやすくなると考えられています。
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・血圧上昇抑制
にんにくの血圧上昇抑制作用は、高血圧の予防や改善に効果があるとされています。にんにくを食事に取り入れることで、血圧を下げることができ、高血圧のリスクを低下させることができます。
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・血行促進
にんにくの血行促進作用は、冷え性や肩こりの改善に効果があるとされています。にんにくを食事に取り入れることで、血流がよくなると、血液が体中に運ばれ、冷え性や肩こりが改善しやすくなると考えられています。
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・美肌
にんにくのアリシンには、コラーゲンの生成を促進する働きがあります。コラーゲンは、肌のハリや弾力を保つために必要な成分です。にんにくを食事に取り入れることで、コラーゲンの生成が促進され、美肌に効果があるとされています。
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・疲労回復
にんにくのアリシンには、疲労回復を促進する働きがあります。アリシンは、血行を促進し、体内の老廃物を排出する働きがあります。にんにくを食事に取り入れることで、疲労物質が体外に排出され、疲労回復が促進されると考えられています。
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・免疫力アップ
にんにくのアリシンには、免疫力をアップする働きがあります。アリシンは、白血球の働きを活性化する働きがあります。にんにくを食事に取り入れることで、白血球の働きが活性化され、免疫力がアップすると考えられています。
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・生活習慣病の予防
にんにくの殺菌作用や抗酸化作用、血行促進作用、血圧上昇抑制作用は、生活習慣病の予防に効果があるとされています。にんにくを食事に取り入れることで、生活習慣病のリスクを低下させることができます。
スーパーや直売所ではよく見かけ、いろんな料理に使われるにんにくは、食べる機会も多いと思います。あの香りをかげば、「あ、にんにくだ」とわかるほど特徴的ですよね。そんなにんにくは古代エジプトの労働者も食べていました。古代の人々も現代人と同じものを食べていたと考えるとちょっとロマンがありますよね。にんにくは栄養とロマンがつまった野菜でした。
アルブルブルーマルシェでは、マーゼル・マーゼル特製の「おいしくて、野菜が苦手な方でも飲み続けられるスープ」を取り扱っています。マーゼル・マーゼルのスープは国産の野菜のみを使用。豊かな自然の中で大地の恵みを受け、農家が大切に育て上げたものの、その大きさや見た目から規格外と捨てられる運命にある野菜を拾い上げて材料としています。その野菜を元バーテンダーのスープスムージ開発者が、複数の材料を相性に合わせて組み合わせ、カクテルしました。この記事で紹介しているにんにくも他の野菜と組み合わせることで、それぞれのおいしさを引き出しています。さらにそこに日本伝統の米麹を使用することで、野菜本来のおいしさを感じられるスープが出来上がり。野菜がたっぷり入っているので栄養満点。手軽に食べられるので忙しい朝や、もう一品ほしいなという時にぴったりです。