Vol.13
ヘルシーだけど栄養満点!ナスが秘める底力とは!?
ナスって煮ても焼いてもおいしい野菜ですよね。スープにすると、汁をたっぷりと吸い込むので料理のおいしさとナスならではの食感を同時に味わえます。他にも炒めたり、カレーやグラタンと色々な料理に使用可能。アルブルブルーマルシェではそんなナスを使ったマーゼル・マーゼル特製の「スープスムージ」も取り扱っています。カレーに入れてもおいしいナスは、実際のところいったいどんな野菜なのか、それをご紹介します。
ナスの種類
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中長ナス
中長ナスは、日本では最もポピュラーなナスの品種。果肉はやわらかく、煮崩れしやすいため、焼きナスや煮物、揚げナスなどの定番料理によく使われます。
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大長ナス
熊本県や佐賀県で多く栽培される大長ナス。アクが少なく、生で食べられるほどです。そのため、生でも食べられる料理に使うこともできます。
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丸ナス
丸ナスは、中長ナスよりも果肉がしっかりとしており、煮崩れしにくいのが特徴です。そのため、煮物や田楽、酢の物などの料理によく使われます。
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白ナス
白ナスは、皮と果肉が白色なのが特徴です。果肉は水分が多く、みずみずしいため、天ぷらや炒め物、サラダなどの料理によく使われます。
ナスの歴史
ナスはインド東部の生まれ。それからナスは中国へと渡り、日本へと伝わってきました。日本に入ってきたのは7世紀頃。東大寺正倉院の古文書にある記載が日本最古の記録です。日本に入ってきた当初は「なすび」と呼ばれていましたが、室町時代に入ると「茄子(なす)」と呼ばれるようになりました。様々な料理に使えるナスですが、今ではダイエット効果や美容効果に注目される人気の野菜です。
ナスの種類
一般的なナスの主な栄養素は以下のとおりです。
栄養素
100gあたりの含有量
エネルギー | 22kcal |
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たんぱく質 | 1.2g |
脂質 | 0.2g |
炭水化物 | 5.1g |
食物繊維 | 2.2g |
ビタミンC | 10mg |
ビタミンB1 | 0.1mg |
ビタミンB2 | 0.1mg |
カリウム | 200mg |
ナスはたっぷりと水分を含んでいるため、カロリーが低くヘルシー。食物繊維、ビタミンC、ビタミンB1、ビタミンB2、カリウムなどの栄養素が豊富に含まれています。また、ナスにはナスニンというポリフェノールが含まれており、抗酸化作用もあります。そんなナスの効能を紹介します。
ナスの効能
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・美容効果
ナスにはコラーゲンの生成を助けるビタミンCが含まれています。そのコラーゲンには美肌効果や肌のハリを保つ効果があります。
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・老化防止
ナスに含まれるナスニンというポリフェノールやビタミンCは体を傷付ける活性酸素が作られるのを抑えます。それにより体を守り、老化防止になります。
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・夏バテ防止
水分量が多く、ミネラルが含まれているため水分補給ができます。それにより夏バテの予防になります。
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・血圧を下げる
カリウムが多く含まれるナスには血圧を下げる役割があります。血圧上昇の原因であるナトリウムの排出を促してくれます。
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・便秘改善
食物繊維が豊富なので、腸にとって良い効果をもたらしてくれる善玉菌や、腸内にある不要なものの排出を促し、便秘を改善してくれます。
ヘルシーだけど栄養満点。そんなナスですが日本での歴史は古く、「なすび」や「なす」として人々に愛されてきました。水分量も多くいろんな料理に使えるすごい野菜です。
アルブルブルーマルシェでは、マーゼル・マーゼル特製の「おいしくて、野菜が苦手な人でも飲み続けられるスープ」を取り扱っています。マーゼル・マーゼルのスープは国産の野菜のみを使用。豊かな自然の中で大地の恵みを受け、農家が大切に育て上げたものの、その大きさや見た目から規格外と捨てられる運命にある野菜を拾い上げて材料としています。その野菜を元バーテンダーのスープスムージ開発者が、複数の材料を相性に合わせて組み合わせ、カクテルしました。この記事で紹介している生姜も、白ネギ等の他の野菜と組み合わせることで、それぞれのおいしさを引き出しています。さらにそこに日本伝統の米麹を使用することで、野菜本来のおいしさを感じられるスープが出来上がり。野菜がたっぷり入っているので栄養満点。手軽に食べられるので忙しい朝や、もう一品ほしいなという時にぴったりです。