Vol.21
水菜は実は雅な野菜!?水菜の栄養素とは
水菜は鍋やスープに入れて食べるとシャキシャキ食感がたまらないですよね。クセも少なくて食べやすいので、最近、野菜が足りてないなと感じるときはすぐ手に取っちゃいます。サラダでもおいしいですが、スープに入れる食べ方も捨てがたい。このページではそんな水菜について説明します。
水菜は日本の野菜
水菜は京都原産の伝統野菜で、関東では「京菜」とも呼ばれることもあります。平安時代には京都周辺で栽培されていたとのこと。主に鍋物や漬物に使われることが多かったようです。
そんな水菜の旬は冬。11月から2月頃に旬を迎えるので、暖かいスープにぴったりですよね!シャキシャキとした食感、低カロリーで栄養価も高いく、味にクセがないという特徴を持っているので、様々な料理に使われています。現代では、日本全国さまざまな地域で栽培されているので、多くの人にとって馴染み深い野菜です。
気になる水菜の効能
水菜は水分が90%のヘルシーな野菜。だからといって栄養が少ないわけではなく、それどころか栄養満点な野菜です。そのあたりを具体的に説明します。
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ビタミンC
ビタミンCは、水に溶ける水溶性ビタミンです。主な働きはコラーゲンの生成を助け、美肌に効果があるとされています。また、風邪の予防や、鉄分の吸収を助ける働きもあります。
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β-カロテン
β-カロテンは、油に溶ける脂溶性ビタミン。体内でビタミンAに変換され、ビタミンAは、皮膚や粘膜を正常に保つ効果や、免疫力を高める効果があるとされています。
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カリウム
カリウムは、ナトリウムとバランスをとって摂取することが大切なミネラルです。主な働きは、体内の余分な塩分を排出する働きがあります。また、血圧を下げる働きや、筋肉の収縮を助ける働きもあります。
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カルシウム
カルシウムは、骨や歯の形成に欠かせないミネラルです。主な働きは、骨や歯の形成を助ける働きがあります。また、血圧を下げる働きや、筋肉の収縮を助ける働きもあります。
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鉄
鉄は、ヘモグロビンやミオグロビンの構成成分となるミネラルです。主な働きは、酸素を運ぶ働きがあります。また、エネルギー産生にも関与しています。
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葉酸
葉酸は、DNAやRNAの合成に必要なビタミンです。主な働きは、細胞分裂や赤血球の生成を助ける働きがあります。また、妊娠中は胎児の神経管閉鎖障害の予防に効果があるとされています。
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食物繊維
食物繊維は、炭水化物の一種ですが、消化吸収されずに体内に残ります。主な働きは、腸内環境を整える働きがあります。また、コレステロール値を下げる働きや、糖尿病の予防に効果があるとされています。
水菜は元々、京野菜だったそうです。今では全国的に栽培される身近な野菜として、多くの人に食べれられています。日本料理だけでなく海外のスープなどにも活用されるので、使い道多岐にわたります。水菜はクセが少なく食べやすいのでぜひ、色々な料理に試してください。
アルブルブルーマルシェでは、マーゼル・マーゼル特製の「おいしくて、野菜が苦手な方でも飲み続けられるスープ」を取り扱っています。マーゼル・マーゼルのスープは国産の野菜のみを使用。豊かな自然の中で大地の恵みを受け、農家が大切に育て上げたものの、その大きさや見た目から規格外と捨てられる運命にある野菜を拾い上げて材料としています。その野菜を元バーテンダーのスープスムージ開発者が、複数の材料を相性に合わせて組み合わせ、カクテルしました。この記事で紹介している水菜も他の野菜と組み合わせることで、それぞれのおいしさを引き出しています。さらにそこに日本伝統の米麹を使用することで、野菜本来のおいしさを感じられるスープが出来上がり。野菜がたっぷり入っているので栄養満点。手軽に食べられるので忙しい朝や、もう一品ほしいなという時にぴったりです。