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34種類の国産野菜と米こうじ。素材の真価に迫ります。

Vol.27
グリーンピースの隠れた魅力を深掘り!本当はどんな野菜?

グリーンピース

グリーンピースはピラフはスープなんかにもよく入っていますよね。色んなところで見かけるので、見た目や味について、よく知っている人も多いのではないでしょうか。今回は見た目や味だけでなく栄養に関することを含めながら「グリーンピースって一体どんな野菜?」という疑問を深掘りしていきます。

グリーンピースってどんな野菜?

グリーンピースはマメ科の植物で、えんどう豆ととても近い野菜。基本的に完熟していない状態で収穫されるので、青実用エンドウ、アオエンドウ、実エンドウとも呼ばれます。グリーンピースはビタミン、ミネラル、食物繊維を豊富に含むので、世界中で栽培されており、日本でも古くから親しまれている野菜です。茹でてそのまま食べるほか、炒め物やスープ、カレーなどの料理にもよく使われます。

特徴

グリーンピース特徴は、次のとおりです。

  • ・甘み

    グリーンピースの味の特徴として、最もよく挙げられるのは甘み。グリーンピースは糖分が豊富に含まれています。茹でることで糖分がさらに引き出され、より甘くなります。

  • ・青臭さ

    グリーンピースには独特の青臭さがあります。子供の頃はこの青臭さがちょっと苦手な人もおられたのではないでしょうか。グリーンピースに含まれるアミノ酸や脂質などの成分によって生み出されます。茹ですぎるとより青臭くなるので、苦手な方は湯で時間を適度に抑えるといいです。

  • ・食感

    グリーンピースの食感は、皮が薄く、豆が柔らかいのが特徴。茹でることで、皮がより柔らかくなり、豆もよりふっくらとします。

グリーンピースの味は、品種や収穫時期によっても異なります。一般的に、夏に収穫されたグリーンピースの方が、甘みや青臭さ、食感も柔らかいとされています。

違い

グリーンピースとえんどう豆の違い

グリーンピースとえんどう豆は、同じマメ科エンドウ属に属する植物ですが、以下のような違いがあります。

  • 収穫時期

    グリーンピースは、完熟していない状態で収穫されます。そのため旬は4月から6月頃。一方、えんどう豆は、完熟した状態で収穫されます。そのため、旬は7月から10月頃です。

  • 大きさ

    グリーンピースは、えんどう豆よりも小さく、皮が薄いのが特徴です。

  • グリーンピースは、えんどう豆よりも甘みがあります。これは、グリーンピースに糖分が豊富に含まれているためです。

  • 栄養価

    グリーンピースとえんどう豆は、どちらもビタミンやミネラル、食物繊維などを豊富に含んでいます。グリーンピースには、えんどう豆よりもビタミンCやビタミンKが多く含まれています。

  • 食べ方

    グリーンピースは茹でてそのまま食べるのが一般的。また、炒め物や煮物、スープなどの料理にもよく使われます。一方、えんどう豆は、茹でてそのまま食べるほか、煮豆や餡子などの料理にも使われます。

  • グリーンピースの栄養素

    グリーンピースは、ビタミンC、ビタミンK、ビタミンA、葉酸、マグネシウム、カリウム、食物繊維、タンパク質などの栄養素を豊富に含んでいます。

  • ビタミンC

    抗酸化作用があり、風邪や老化の予防に効果的です。また、コラーゲンの生成を助け、肌や骨の健康維持にも役立ちます。

  • ビタミンK

    血液を固める働きがあり、骨の健康維持にも役立ちます。

  • ビタミンA(β-カロテン)

    β-カロテンは、体内でビタミンAに変換され、目の健康維持や免疫力の向上に役立ちます。

  • 葉酸

    妊娠中の胎児の神経管閉鎖障害の予防に役立ちます。また、赤血球の生成やDNAの合成にも役立ちます。

  • マグネシウム

    骨や筋肉の健康維持に役立ちます。また、血圧のコントロールや血糖値の安定にも役立ちます。

  • カリウム

    むくみの解消や高血圧の予防に役立ちます。

  • 食物繊維

    便通を促進し、腸内環境を整える働きがあります。また、コレステロール値の低下や糖尿病の予防にも役立ちます。

  • タンパク質

    筋肉や骨などの組織の材料となる栄養素です。また、免疫力や代謝の向上にも役立ちます。

いかがだったでしょうか?普段良く見かけるグリーンピースですが、改めて見てみると、意外と知らないこともあったのではないでしょうか?もしグリーンピースの新しい魅力を知っていただけたなら幸いです。栄養も満点なので、ピラフやスープに加えてみてはいかがでしょうか。

アルブルブルーマルシェでは、マーゼル・マーゼル特製の「おいしくて、野菜が苦手な方でも飲み続けられるスープ」を取り扱っています。マーゼル・マーゼルのスープは国産の野菜のみを使用。豊かな自然の中で大地の恵みを受け、農家が大切に育て上げたものの、その大きさや見た目から規格外と捨てられる運命にある野菜を拾い上げて材料としています。その野菜を元バーテンダーのスープスムージ開発者が、複数の材料を相性に合わせて組み合わせ、カクテルしました。この記事で紹介しているグリンピースも他の野菜と組み合わせることで、それぞれのおいしさを引き出しています。さらにそこに日本伝統の米麹を使用することで、野菜本来のおいしさを感じられるスープが出来上がり。野菜がたっぷり入っているので栄養満点。手軽に食べられるので忙しい朝や、もう一品ほしいなという時にぴったりです。