キャッシュレス ポイント還元

 

34種類の国産野菜と米こうじ。素材の真価に迫ります。

Vol.3
とうもろこしの栄養価と意外に知らない効能効果

とうもろこしの栄養価と意外に知らない効能効果イメージ

サラダにすることもあるので、野菜と思われていることが多いとうもろこしですが、実は穀物に分類されています。それも米・麦に並ぶ世界三大穀物の1つで、中南米などでは主食としてとうもろこしを食べることもあります。
しかし、とうもろこしの栄養価や効能効果って意外と知らないという人もいるんじゃないでしょうか。
今日はとうもろこしの持つ栄養価や効能効果について調べてみましたので、ご紹介してみたいと思います。

とうもろこしの旬の時期はいつ?イメージ

とうもろこしの歴史

元々とうもろこしは今から約8000年前にアメリカ大陸で発祥し、メキシコで多様化。その後、ポルトガル人がヨーロッパに持っていったのをきっかけに世界中に広まっていったと言われています。
「とうもろこし」という名前の由来は、16世紀にさかのぼります。当時お隣の中国(唐)から伝わっていた植物(きび)が「モロコシ」の形に似ていたことから、唐モロコシと呼ばれるようになったそうです。
ちなみにとうもろこしは漢字で書くと「玉蜀黍」だそうです。

とうもろこしの旬の時期はいつ?イメージ

とうもろこしの旬の時期はいつ?

旬の時期は6〜9月とされています。

とうもろこしは収穫されるとすぐに主成分の糖質がでんぷん質に変わって甘みが薄れるので、収穫の時期がそのまま旬の時期になります。
寒暖の差が激しい方が良いものが作れるそうで、国内の生産量では北海道が群を抜いています。
ちなみに世界シェアトップはアメリカで、世界の4割のとうもろこしがアメリカで生産されています。

とうもろこしに含まれる栄養素イメージ

とうもろこしに含まれる栄養素

とうもろこしに含まれる栄養素別にみていきたいと思います

  • 糖質(炭水化物)

    糖質は人間の体を動かすためには必要不可欠な栄養素です。
    体だけでなく脳のエネルギー源にもなっているので、
    このエネルギーが不足すると疲労感を感じたり、思考力が低下したりします。

  • ビタミンB1

    ビタミンB1には、糖分をエネルギーに分解する酵素の働きを助ける役割があります。
    ビタミンB1を摂取することによって身体に効率的にエネルギーを届けることが出来ます。
    ビタミンB1が不足してしまうと脳にエネルギーがまわらず、イライラしたり
    注意力や記憶力の低下をまねくことがあります。糖質の多い食生活をしていると、
    このビタミンB1がたくさん消費されてしまうので、必要な量もそのぶん多くなります。
    摂り過ぎても無害なので常に補給をしておくようにすると良いと思います。

  • ビタミンB2

    ビタミンB2は身体の新陳代謝を助ける栄養素です。
    皮膚や粘膜などの保護、目の充血、疲労、かゆみ、乾燥などの改善などの効果があります。
    また、発育時の正常な成長を助ける要素で、
    脂肪からエネルギーを生産するのに多くのビタミン2が必要だと言われています。
    こちらもビタミンB1と同様摂り過ぎてもそのぶんは体外に排出されるので問題ありません。
    ビタミンB2が不足すると、皮膚が炎症したり口内炎が出来たりしてくるので
    日常的に摂取しておかなければいけない栄養素と言えます。

  • ビタミンE

    ビタミンEは強い抗酸化作用のある栄養素で、細胞を活性酸素から守る役割があります。
    活性酸素は酸化しやすい性質があり、細胞を傷つけてしまうことがあります。
    酸化した細胞は癌化しやすいため活性酸素から細胞を守るビタミンEを摂取することで
    癌予防にもつながります。
    また、活性酸素は悪玉コレステロールと結びついて血行を悪くしてしまうことがあるため、
    ビタミンEを摂取することで血行が改善し、しみ・しわなどの肌トラブルの予防にもなります。
    ビタミンEは食事で摂った多くが体外に排出されてしまうので、日々不足しないように
    摂取しておきたい栄養素です。

  • リノール酸

    リノール酸は体内で作ることが出来ない必須脂肪酸のひとつです。
    そのため食事から摂取しなければなりません。
    血中コレステロールや中性脂肪値を抑える働きがあり、高血圧や動脈硬化を抑制するため、
    生活習慣病の予防にも優れた効果を発揮します。
    ただし、リノール酸は過剰に摂取してしまうとアレルギー症状が悪化したりすることがあり
    注意が必要です。また、逆に不足し過ぎると、髪のパサつき、抜け毛、傷の治りが遅くなるといったことが起きるので、ビタミンB2など他の栄養素とバランスよく摂取するようにしましょう。

  • 食物繊維

    とうもろこしの表皮にはセルロースという食物繊維が含まれています。
    食物繊維は体内で消化されない成分で直接エネルギー源にはなりませんが、
    他の栄養素の働きをサポートしたり、便秘改善などの効果があります。
    セルロースは水に溶けにくい不溶性食物繊維で、消化・吸収されないまま
    腸内の有害物質を吸着し排出してくれる働きがあるので、生活習慣病の予防にもつながります。
    また、血中コレステロール、悪玉菌の増殖抑制、血糖値の急激な上昇を抑えるといった
    作用もあります。その他に糖尿病、肥満、高血圧の改善などにも効果があります。
    食物繊維は腸内環境を整えてくれるので、大腸がんの予防効果も期待出来ます。

  • カルシウム

    カルシウムは骨の主成分となる栄養素です。
    脳や筋肉の活動にも関係しているので、不足しないようにしておきたいですね。

  • マグネシウム

    マグネシウムはたんぱく質の合成、エネルギーの代謝に必要とされています。
    また、心臓病の予防にも関係しているとされています。

  • カリウム

    カリウムは細胞内外のイオンバランスを調整して健康を保つ役割があります。
    ナトリウムとバランスよく摂取することによって生活習慣病やむくみの予防にもつながると
    されています。

  • 鉄分

    鉄分は吸い込んだ酸素を肺から体中に届ける役割があります。
    多くは血液中の赤血球の中にあります。
    鉄分が不足すると赤血球の中のヘモグロビンが減り、
    体内が酸欠になり、貧血を起こしてしまいます。
    また、鉄不足は精神的に不安定になったり、うつになりやすくなったりするとも言われます。
    だるさや疲れを感じやすいのも鉄不足が原因とも言われています。

とうもろこしの栄養素・効果効能まとめイメージ

とうもろこしの栄養素・効果効能まとめ

ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンE、リノール酸、食物繊維、カルシウム、マグネシウム、カリウム、鉄分と、とうもろこしには重要な栄養素がたくさん入っていることがよくわかりましたね。

とうもろこしは栄養の劣化が早いので、食べる直前になってから皮をむいて調理するようにすると良いです。
保存するときは、一度ゆでてから冷蔵か冷凍すると栄養の劣化を防ぐことが出来るそうです。